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生産工程>種菌作り

先日新しい種菌の話をしたついでに、種菌の接種を紹介します。

うちの場合、種菌メーカーから購入した1500ccの種菌1本を

850ccのビンに接種して128本に拡大培養しています。

うちで使用しているなめこ栽培用のビンは800cc。

種菌用は850ccで形が違うので培地を詰める機械は手動の小さいものを使っています。

下の写真はビン詰め、殺菌をして翌日まで冷ました種菌コンテナの様子です。
resize0069.jpgコンテナの隣が種菌用接種機。半自動。

resize0076.jpg逆さまになっているのが1500ccの種菌。

これがぐるっと回転して削られ・・・

resize0071.jpg培地の上に。

resize0072.jpgこんな感じで。


resize0078.jpgすばやくふたをして接種完了。
一度で128本仕込みます。

その後、通常のなめこと同じように初期培養室へ移動します。

約2ヵ月後に栽培用の種菌として接種に使います。

(途中でチェックをして種菌として使うものと使わないものを選別します。)



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生産工程>初期培養室への移動~フォークリフト編~

今日は生産工程の接種後の初期培養室への移動フォークリフト編をレポートです。

新しい培養室も紹介です。

以前撮った写真の流れで説明します。
DSC014640018.jpgこのようにパレットにコンテナを積みます。
10段×4列=40コンテナ/1パレットですね。

DSC014680022.jpg2代目がフォークで登場!

DSC014720026.jpgくるっと回って

DSC014740028.jpg培養室へ

DSC014850037.jpg培養室の中。手前が熟成培養。

DSC014760030.jpg奥が初期培養の部屋になります。

DSC014770031.jpg降ろします。

DSC014790032.jpg手馴れたもんですが、
最初はめちゃめちゃ怖かったです。狭いし・・・。

これが新しい初期培養の部屋。
DSC014820035.jpg
パレット2段に積みます。

DSC014810034.jpgさて、

DSC014920039.jpg戻って、

DSC014950041.jpg再び

DSC014970043.jpg運びます。

DSC014980044.jpgどんどん運ばれてきます。
私もフォークを運転する合間に、運ぶのを手伝います。

1回の仕込み(釜詰め)で380コンテナですから、10パレット必要になります。



おまけ。
熟成培養室の様子。
DSC014890038.jpg
(奥が初期培養室)




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生産工程>初期培養室への移動~エノコロ編~

なめこ生産工程、接種後の初期培養室への移動です。

前回のレポートでは殺菌した培地に種菌を植える『接種』まで紹介しました。

その接種後、すぐに初期培養室に移動させます。

今回はエノコロを使ったほとんど人力の移動を紹介です。DSC012730025.jpg←エノコロです。


resize0128.jpg 初期培養室内。
温度は約14℃に設定、湿度も70%以上をキープしています。

黄色く見える天井や壁は断熱のウレタンです。(古いタイプの施設かな)

入ってみるとちょっと寒いかな。夏は涼しく、冬は暖かい感じですかね。

resize0127.jpg ここが今日入れるスペース。

resize0131.jpg resize0132.jpg
このようにエノコロを押して運びます。被写体:Yさん

エノコロはバランスが大事。

resize0133.jpgこのように少し高く積んでいきます。

resize0141.jpg 今日の分を積み終わりました。
その日の釜のNOやコンテナ数や水分率などのメモ(カルテ?)を作って差し込みます。

ここには1ヶ月30日置いてなめこの菌糸の成長を待ちます。

次回は同じ初期培養室への移動ですが、

新しい施設とフォークリフトによるパレット積みの様子をレポートします。




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生産工程>接種

前回のなめこができるまでは培地を殺菌釜から取り出す、釜出しをレポートしました。

今日はその続き、接種をレポートします。

接種とは、野菜で言うとタネ植えみたいなものですね。

なめこの菌を殺菌した培地に植えていきます。


resize0067.jpg 
前日の夕方に殺菌釜から出され、冷やされた培地のコンテナです。

種菌
resize0088.jpgこれが種菌。おが粉培地になってます。
種菌メーカーのキノックスさんから買った種をうちで拡大培養しています。

resize0084.jpgこれをアルコールランプで殺菌。
resize0087.jpg2度焼きしてビンの肩まで削ります。

要するにこの種菌を機械で少しずつ削り落とし、殺菌した培地に植えるわけですね。

resize0122.jpgこんな感じです。


さて接種の様子はというと・・・
resize0090.jpgこれが接種機です。

resize0116.jpg人の手で機械にセット。

resize0091.jpg  resize0092.jpg
コンテナが押し出され、一度に4本ずつ種が植えられていきます。


resize0093.jpg resize0095.jpg
動力は圧縮エアーとモーターです。結構早い。

resize0096.jpg約1時間で6000本の接種が終わります。

resize0112.jpgどんどん出てくるのを、

resize0113.jpg8段積んでエノコロ(台車)で運びます。

resize0117.jpg接種直後の接種室です。

接種の作業は雑菌との戦いです。

殺菌した培地はどんな菌にとっても最高の環境なわけですからね。

ですので作業は専用のヤッケと長靴、帽子をかぶり、

しかも、部屋に入る前は手やヤッケなどにアルコールを吹き付け消毒します。

もちろん接種機も種菌もアルコールで消毒です。

夏はいいですが、冬のアルコールはものすごく冷たいですよ。

次はこの接種したての培地をなめこ菌を繁殖させる場所、初期培養室に移動します。


 


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生産工程>殺菌後の釜出し

久々の『なめこが出来るまで』です。

今日は殺菌後の釜出しをレポートします。


100℃の水蒸気で8時間の殺菌を終えた培地を釜から出して

接種室(なめこの種を植える部屋)に移動し

一晩かけて冷まします。

resize0049.jpg殺菌が終わった後の培地です。

resize0052.jpg見づらいですが湯気が。
かなり熱いです、やけどします。

DSC001560061.jpg

これは接種後の清掃で電解水を撒いたところの写真ですが、

殺菌釜から移動させる前の接種室には、

防菌のためにヨウ素系の防菌剤を600倍以上と、

かなり薄めて噴霧しています。

*参照 ヨウ素をWikipediaで調べてみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%A6%E7%B4%A0

よくイソジンとかのうがい薬で使われている

あの茶色い液体(ポビドンヨード)もヨウ素系ですね。

でも、うちの場合かなり薄めているので効いているのか怪しい・・・。

電解水を噴霧してもいいのですが、

機械が激しくさび付いてしまうという副作用が怖くてまだ試していません。


さて、釜出しのつづき。
resize0056.jpg
うちの場合、可動式の台車にコンテナを乗せています。


resize0057.jpgこのように接種室に移動させるには、

resize0058.jpgこのようにレールを敷いて、

resize0061.jpgよっこらしょどっこいしょ(大きなかぶかっ!)

resize0060.jpg引っ張りだして、

resize0062.jpgこのように接種室に移動させます。
ちなみに釜出し後の接種室はサウナのようです。

resize0063.jpg3台の(一応もう1台ある)冷房フル活動!!

一晩かけて種菌が活動しやすい温度まで冷やします。

翌日はいよいよこの培地になめこの種菌を植えていきます。

次回は接種作業をレポートします。



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生産工程>殺菌

生産工程の殺菌をレポートします。

前回は水分調整した培地のビン詰めまでしました。

今回はそのビン詰めのコンテナごと100℃の蒸気で8時間蒸し、

雑菌やバクテリアなどを殺菌します。

なめこの菌が丈夫に育つための大切な下地作りです。

DSC012810033.jpgビン詰めしたコンテナを釜に積んでいきます。

DSC012930045.jpg2つの殺菌釜に詰め込みます。

DSC012850037.jpg釜の後ろにはそれぞれ2台のバーナーが

DSC012880040.jpg点火!!ものすごい勢いで炎が!音もすごい。resize0066.jpgちなみに釜の下には水がはってあります。
これをバーナーで沸騰させるわけですね。

DSC012920044.jpg釜内部の温度18℃(つけはじめ)
DSC013150063.jpg勢いよく蒸気が吹き出ています。

DSC013210068.jpg釜内部は100度に。
実際ビン内部の温度が100℃になるには点火して2~3時間位かかるかな。

8時間後・・・、殺菌終了!!
resize0048.jpg熱いっす!!

殺菌釜には、高圧殺菌釜と常圧殺菌釜があるのですが、

うちでは常圧殺菌釜を使っています。(高圧高いし・・・)

なおかつボイラーではなく、バーナーの直火で。今では珍しい・・・。 

ちなみに燃料は灯油です。一度の殺菌で200リットル以上の灯油を使います。

最近の原油高をもろに受けております・・・。どうにかしてぇ~!!

でもこれはケチったらいけないんですよ。

見た目じゃわからないのですが、殺菌不足は命取りですからね。

次回は釜出しのレポートです。

と書いていたら、先ほど釜のタイマーが切れました。

では今から実際の釜出しをしてきます!!


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生産過程>ビン詰め・キャップ

今日は昨日の夜から雨が降っていたのですが、

午後になりやみました。夜はフットサルできそうです。(さすが晴れ男の私?)


今回はかくはん・水分調整した培地

ビン詰めとキャップまでをレポートします。

今現在、

毎週月・水・金曜日の週3回、朝8時から10時までの仕事です。

うちでは通称『釜詰め』と呼んでます。結構重要なセクションのひとつです。

私が作業をしながら撮影した写真で説明していきます。
(機械に追われてちょっと忙しかった・・・。)


ビン詰め機とオートキャッパー全体 
DSC012960048.jpg     DSC013220069.jpg
後ろにある薄緑色のがミキサー。ミキサーの開閉も含め3台の機械の連動作業。

一応自動ですが、空ビンのセットやキャップ補充、たまに引っかかったりとかのトラブル、

培地が機械にくっつくのでそれをエアーで飛ばして床掃除などなど、

いろいろと世話のかかる自動詰め機です。今月で満13年モノなので仕方ないか・・・。


この作業では要するに・・・
DSC012590012.jpgこの空ビンに培地を均等に詰めて、
DSC012600013.jpgこのように中央に穴を開けます。
DSC012660019.jpgそしてキャップ!

これらの作業を機械が自動でやってくれるというわけですね。


では写真で詳しく。
DSC012550008.jpg空ビンをセットしておきます。
写真の一番右にセットしておけば自動で左方向に運んでくれます。

DSC012530006.jpg培地を充填し、穴を開ける場所。

DSC012560009.jpg積んであったコンテナが持ち上げられ、
培地を充填するところへ押し出され運ばれます。

DSC012540007.jpg培地が入っているボックスが出てきて、
かくはんしながらビン(コンテナ)に充填されていきます。    

DSC012570010.jpg    DSC012630016.jpg
再びボックスは収納され、今度は穴開け棒が下がり穴を開けつつ床面を均一にします。


DSC012620015.jpg    DSC012640017.jpg
次のコンテナに押し出され、今度はオートキャッパーへと運ばれます。

 
DSC012610014.jpg    DSC012690022.jpg
キャップされていきます。

DSC012650018.jpgこのように。

DSC012670020.jpgハイ出来上がり。よくできました。

DSC012730025.jpg約15秒で1コンテナできるのでどんどんたまります。


DSC012740026.jpgコンテナ8段積んで通称『えのコロ』で運びます。
(『えのコロ』はまた別のエントリーで書きます。)

DSC012750027.jpg     DSC012790031.jpg
えのコロで殺菌釜へと運んでいきます。その上は手で積みあげていきます。

この写真には1つの釜しか写ってませんが、この釜が隣にもうひとつ。計2つあります。

一度に仕込む量はビン数で6048本、コンテナで378コンテナ。

これをひとつの目安にしています。

おが粉の状態などによって増えたり減ったりしますが、

育成室の容量の制限があるので多くてもプラス6コンテナまでですね。

ちなみに、この1つのコンテナ結構重いですよ。

1つのビンに培地を600g以上詰めて、それが1コンテナ16本あるので、

それだけで、9.6キロ以上。それにキャップとコンテナ自体の重さを入れると、

約10キロの重さになります。

10時過ぎにこの作業が終わった後は、

ミキサーと詰め機等の清掃作業があります。

1人で約1時間半かけて清掃します。この清掃も大事な仕事なんです。

次回は殺菌釜と釜出しをレポートします。



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